J.Yokota Rod Maker | 横田ロッドブログ

J.Yokota Rod Maker(横田ロッド)です。ホームページはyokotarod.com。ウェブリブログから引っ越してきました。 本職のバンブーロッド製作はもちろん、 犀川、山岳渓流、海、北海道などの釣り 山菜、きのこ、温泉、焼酎・・・・・ などなど、できるだけ"マメ"に書き連ねていきたいと思います。 よろしくお願いします。



近所のお客様から預かりました。
私もハーディロッドは相当振っていますが、ダントツに強いロッドです。
強烈なファーストアクショ
ン!!!
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フェルールは黒染め、メノウトップガイドです

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グリップの長さを見てもらうために、横田ロッド5インチのグリップを並べてみました。
長いですね〜

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前オーナーの好みなのでしょう、
フルウェルグリップ、頭が180度くらい削り落とされています。

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------  さて、作業を始めます -----

まずは、グリップからです。
リールシート・ポケットは
当然ピン止めです。
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太さに合ったピンを打ち込み、外します。
下に写っている板はこの作業用の治具です。レストア用に、色々な治具を作ってあります。

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外れました。

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中に残ったコルクをキレイにして

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グリップのコルクをむしり取って
接着剤カスをならして

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サインだけはそのまま残しました。
オリジナルを残したいのと、このクセ字を真似するのが難しいからです(笑)

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ハーディロッドのキモ。
フェルール!
どこも問題はないので、フェルールはいじらず、スリットまわりを整えます。

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随分進んでしまいましたが、
グリップ完成です

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ピン穴を空けて

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また随分進んですみません。
ラッピング、塗装して完成です。

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上は横田ロッド、Sai river 8'6" #6
エクステンション・バット仕様です。

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こちらのお客様は、オリジナルに全くこだわっていません。
「オレンジが好きだから、これで巻いてぇ〜〜〜」
全然ハーディっぽくなくなっちゃいました(大笑)

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ストリッピングガイドには、古いパーフェクションを使いました。

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フェルールは黒染めをやり直しました

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3年以上前に画像を貼り付けてあっただけのものを、なるべく思い出して書きました。
とにかく "フライはハーディ " なのに、全然オリジナルには興味なし!
面白いお客様です!
 「犀川で使うよ〜!」と言っていました。


9月頭は良かったんですが、このところのキノコは端境期。採ってくるのはコウタケばかりです。


ビクいっぱいです・・・

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大好物のシャカシメジは

例年通り。

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炊き込みご飯にして味わいます。

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このキノコ、わかりますか?

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カラカサダケといいます。

上から撮ったのは失敗です。

半円形のふくよかな、いやらしいイイ形をしてます。

別名「にぎり茸」といいます。

わかりますよね(笑)

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ついつい、必ず握ってしまいます。

それでも壊れません!

素焼きして、醤油をかけて食べます。


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜


我が家ではコウタケは天日干しして、保存します。


網に入れたばかりです。

晴天で5日干します。

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使う時は水で戻して、コウタケの炊き込みご飯などにします。

今、使っているのは2019年のものです。

「香茸」というだけあって、なんともいえない風味の美味しいキノコです。


渓流は終わっても、キノコは最盛期。

アオリイカ釣りは気合が入るし、秋の犀川も始まります。


 忙しいです!!!


今年最後になるでしょう。
東京からのお客様・Kさんとゴルジュの源流で遊んできました。
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3連休後ということで、有名河川はスレちゃってると思い、いきなり "入り口が分かりにくい" ゴルジュの渓に入りました。

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ほぼサイトフィッシングです。
魚は見えるんですが、初めは中々釣れませんでした。

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ここでヒット!

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20cmちょいですが、ここ独特のかっこいいイワナです。
もちろん天然物です。

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黒い体に、大きな歪な赤い斑点。
尾ビレは長く、黒い。

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深いV字谷のせいでしょうか、日があまり当たらないせいでしょうか?
ここのイワナはいつも黒いんです。

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いよいよメインのゴルジュ帯に入ります。
見ての通り、この水位だから遡上できますが、増水では歩くスペースがなくなって無理なんです!

遠くにイワナが "ボー" っとしているのが見えます!

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

釣ったものより、おっぱらった数の方が圧倒的に多い!
まぁ、ここに来るといつもこんな感じです。
河原がなく、隠れる岩もあまりないフラットな水面が続く特異な環境です。
魚は敏感です。
ラインで水面を荒らしちゃってもアウト!
遠くから魚を探して、ロングキャスト!
釣れた時は嬉しい!!!
NIGHT

本来この滝は巻いて上流を釣ります。
でも大水が出たのでしょう。
一昨年までは浅かった滝壺、石がはらわれて入れません!

      -----------   残念!  -------------

渋々、今来た川通しで帰りました。
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一昨年来た時はなんともなかった。その後大水が出たんですね。
入るまでもハードなこの谷、川通しで帰るのは辛かったです(笑)

来年は "新高巻きコース" を探します。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

渓流シーズンが終わります。
今年も楽しかった。

 ありがとうございました!













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