J.Yokota Rod Maker | 横田ロッドブログ

J.Yokota Rod Maker(横田ロッド)です。ホームページはyokotarod.com。ウェブリブログから引っ越してきました。 本職のバンブーロッド製作はもちろん、 犀川、山岳渓流、海、北海道などの釣り 山菜、きのこ、温泉、焼酎・・・・・ などなど、できるだけ"マメ"に書き連ねていきたいと思います。 よろしくお願いします。

東京から日帰りでお客様がいらっしゃいました。
初めての "天然イワナ" 釣りです。
購入いただいたロッド下ろしですし、私も気合いが入ります!!!

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いつも必ず先行者がいるコースです。でも、2年ぶりくらいに誰もいません!
ホントはここに入る予定はなかったんですが、絶対釣れるので入りました。

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なかなか釣れません。

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バックの木の枝、岩の上の草・・・ありとあらゆるところに引っ掛けて・・・
イライライライライライラ・・・
3時間くらい、こんなことが続きました。

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さすがにか写真は撮れませんでしたが、今日一のイワナは合わせ切れ!
困ったなぁ〜
あと500mくらいしかないなぁ〜

底にイワナ発見!
やってもらいます!

ヒット----------ッ!

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捕りました!
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これで、緊張が取れたのか、
3連発!
私も納品したばかりのロッドと写真を撮らせてもらいました。

  イイ魚でしょ!!!
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ロッド
Multi 4   6'6"  #3  "Special"

「嬉しいでっす!
初めて天然イワナ釣りました!」
と顔をグチャグチャにして喜んでいただきました、

ロッドビルダーとして、こんなに嬉しいことはありません。
こちらこそ、ありがとうございました。 


時々怒っちゃってすみません。
悪気はないので許して下さい(笑)

  また、どうぞ!!!



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「つるや釣り具店」から5人がイワナ釣りにいらっしゃいました。
北信濃の源流へ向かいます。

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これ以上ないような、ピーカンの "良すぎる天気"

ポッツラポッツラ釣れます。

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でも、この日はコレ!
山城さんの34cm!!!
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齋藤カメラマンが凄いカメラで
写します!

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私は、全て天然のこの川で1000匹以上釣ってると思いますが、こんなサイズを見たのは初めてのです。
        ---   たまげました! ---
  ---       流石です      ---

   〜〜〜〜〜〜〜〜

温泉宿へ宿泊
" 飲み放題 "に釣られて、みなさんガンガン呑みます。
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私の大親友のカンちゃんも案内してくれました。
いつも別れて釣りしてたので、宴会の画像しかありません(笑)

    ありがとう

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  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さあ、2日目です。

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この日は山城さん、イケティの吉田さんと3人で釣り上がります。

ここのイワナは特に変わった模様なんです。
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派手なヤマトイワナみたいでしょ!
この川独特の模様。
この川で釣ると、シーラカンス的な  " 原始からの・・・" を感じます。

   〜〜〜〜〜〜〜〜

笑っちゃったのが、山城さんです。
人のことは言えないけれど、ホントに、ホントに釣りがお好きなんですね。
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イワナに気づかれないように、この岩(画像に写ってない)下から、結構長い距離、結構急勾配を
    " ほふく前進 "
で近づいていました。
「ゴアが、もったいない!」私は思わず叫んでしまいました(笑)

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山城さんが使っていた、横田ロッド 
   Multi 4   6'6"  #3    "Special"
です。
 ありがとうございます!

   〜〜〜〜〜〜〜〜

こんな感じで、ワイワイと2日間
がアッという間に過ぎました。
楽しかったです。

   またどうぞ!

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Paul H.Young Perfectionist 7’6″
の組み立てです。

レンコデラー氏からブランクと部品で購入し、
組み立てて使っていたロッドを
バラシたものを購入したので、再組立てしてほしい。

とのこと。

なんだかよくわかりませんが、やります。

  ~~~~~~~~~

フェルールが気になります。
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外したガイドも付いてました。
塗料を拭き取り、再使用します。
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ブランクの汚れ、残った塗料を拭き取り、
大体のクセを取って、作業開始。


まずはグリップを作ります。
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ヨコタロッド、今月の分と同時進行です。
中削りが終わり、パテ埋めしたところ。
ヤングは下から2番目。
オールコルクグリップです。
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オールコルク、リング&リングです。
パテを落とし、リール面の面取りをして、
またパテ埋め・落とし。
予め黒塗りしておいたリングを合わせて
グリップは完成です。
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さて、次はラッピングです。
ここで問題がありました。
以前のオーナーさんはけっこう使い込んだのでしょう。
外したガイド跡が、まるで水着跡のようクッキリ残っています。
(写真撮り忘れました)
バットの第一ガイドなどは位置もちょっと違うと思うんですが、
「水着跡」が丸出しになってしまうので、変えられません。
また、ラッピング幅もすごく広いのですが、これもまた水着跡が
目立ってしまうので、あまり狭くできません。

よく見ればちょっと白い跡が見えます。
この程度が限界です。
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フックキーパーは作りました。
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トップの第一ガイド付近です。
ここにスプライス修理跡があります。
危ない治し方なので、補強巻きをしました。
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ラッピングが終わり、塗装に入ります。
お客様のご希望で、
「クラシック感」 を大事に薄塗りでいきます。

いつものヨコタロッドより、感覚ですがブランク部は3割ぐらい薄塗り。
ガイド部はだんだん糸目がハッキリ出てきて、
「透けてんだか透けてないんだか・・・」の
あのクラシックロッド独特雰囲気に
なるように仕上げます。

これが半年、1年もすると太い糸目がハッキリ出てきます。
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リング&リング
裏の黒は落としてあります。
コルクが真っ黒にならないようにです。
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こんな感じです。
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お客様にも喜んでもらえました。
強いロッドなので、けっこう使う場所は
考えちゃうと思いますが、
しっかり作ってありますから、
ガンガン使ってください。


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