2022福竿 製作風景 その4
ラッピングが終わったら塗装に入ります。
横田ロッドでは全ての塗装はハケ塗りです。
こんな、ごく普通の平筆3〜5号を使います。

どんな仕事もそうですが、両手を使ってピリピリ作業している時に写真は撮れません。
ですから、作業中の画像がないんです。
「塗装」については、また余裕のある時に細かくアップしたいと思います。
そんな訳で、今回はリールシートに使うウッドスペーサー作りを書きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回は20年以上前に買ったカーリーメイプル
の "朽ち染み" のある部分、スポルテッドメイプルを使いました。

杢の出そうな部分だけ製材します。

これを、旋盤を使ってパイプ状に加工します。
この材の場合、これが大問題なんです。
虎目系、栃やタイガーメイプルは思った通りの目が出せます。
瘤系、花梨やメイプルバールもだいたい予想通りの杢が出ます。
ところが、この「朽ち染み」・スポルテッドは厄介です。
杢が面ではなく、線だからです。
あと1mm削ったら模様が消えてしまうこともあるます。
逆に凄く出てくることもあります。
・・・・・・・・・・・・
考えても仕方ないので、とにかく多めに削って、良いものだけつかいます。

8本作ればいいんですが、そんなわけで、20本以上作りました。

旋盤で偏芯加工の大荒削りをした後は、
各ヤスリを使って手削りで仕上げます
これは同時に作っていた"バーズアイメイプル"ですね。

この後は塗装に入ります

今回はメイプルですから、下塗りから仕上げ塗りまで4〜5回で仕上げます。

ロッドに装着すると、こんな感じ

明日は仕上がったロッドについて、
簡単に書きます。
横田ロッドでは全ての塗装はハケ塗りです。
こんな、ごく普通の平筆3〜5号を使います。

どんな仕事もそうですが、両手を使ってピリピリ作業している時に写真は撮れません。
ですから、作業中の画像がないんです。
「塗装」については、また余裕のある時に細かくアップしたいと思います。
そんな訳で、今回はリールシートに使うウッドスペーサー作りを書きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回は20年以上前に買ったカーリーメイプル
の "朽ち染み" のある部分、スポルテッドメイプルを使いました。

杢の出そうな部分だけ製材します。

これを、旋盤を使ってパイプ状に加工します。
この材の場合、これが大問題なんです。
虎目系、栃やタイガーメイプルは思った通りの目が出せます。
瘤系、花梨やメイプルバールもだいたい予想通りの杢が出ます。
ところが、この「朽ち染み」・スポルテッドは厄介です。
杢が面ではなく、線だからです。
あと1mm削ったら模様が消えてしまうこともあるます。
逆に凄く出てくることもあります。
・・・・・・・・・・・・
考えても仕方ないので、とにかく多めに削って、良いものだけつかいます。

8本作ればいいんですが、そんなわけで、20本以上作りました。

旋盤で偏芯加工の大荒削りをした後は、
各ヤスリを使って手削りで仕上げます
これは同時に作っていた"バーズアイメイプル"ですね。

この後は塗装に入ります

今回はメイプルですから、下塗りから仕上げ塗りまで4〜5回で仕上げます。

ロッドに装着すると、こんな感じ

明日は仕上がったロッドについて、
簡単に書きます。
2022福竿 製作風景 その3
今日はコルクグリップ加工からです。
グリップに使うコルクリングは5〜6種類ぐらいにグレード分けされています。
横田ロッドのバンブーロッドに使うコルクは上から1〜2番目、5star〜florを使っています。
次回からの仕入れはグーンと値上がりするそうで、気が重いです・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大体グレードごとに分けてあります
5Aグレードのさらに上ランク。 25年くらい前の仕入れで、今では問屋さんでも手に入らないそうです。
コルクリングをブランクに接着します。
接着剤硬化後、旋盤を使ってコルクグリップを加工します。 今回のグリップはシガー グリップを荒削り後、特製パテで穴埋めして 仕上げ削り。 グリップが完成します。
スウェルバットの時は シガータイプのグリップが多いし、 やはり似合うと思います。
最後のブランクのクセとり、拭き塗り、 乾燥後ラッピングに入ります。
この後は明日書きます。
横田ロッドのバンブーロッドに使うコルクは上から1〜2番目、5star〜florを使っています。
次回からの仕入れはグーンと値上がりするそうで、気が重いです・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大体グレードごとに分けてあります

5Aグレードのさらに上ランク。 25年くらい前の仕入れで、今では問屋さんでも手に入らないそうです。

コルクリングをブランクに接着します。

接着剤硬化後、旋盤を使ってコルクグリップを加工します。 今回のグリップはシガー グリップを荒削り後、特製パテで穴埋めして 仕上げ削り。 グリップが完成します。

スウェルバットの時は シガータイプのグリップが多いし、 やはり似合うと思います。

最後のブランクのクセとり、拭き塗り、 乾燥後ラッピングに入ります。

この後は明日書きます。