元々は画像のように普通のシングルハンドでした。
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でも犀川用9Ft #8 のバンブーということで、
振り回せば疲れるし、画像のような魚が掛かれば(60cm 前後3本!!!)
EXバットがあれば楽ということで
大改造です。

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元々は横田ロッド・バンブーロッド・ビルディングスクール
でKanbayashi氏が作ったロッドなんですが、
随分前のことなので、
どういう構造か覚えていませんでした。

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ではリールシートを外すところから順を追って・・・

いきなり問題発生!(その1)
なんでリールシート部がブラスのパイプになってるんだろ???
・・・覚えてない・・・
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まぁいいや。

旋盤に通すためストリッピングガイドと
もう一個ガイドを外します。


なんでダブルラップになってんだ?
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EXバットの着けられるスクリューロックの
リールシートにするために
コルクグリップ下部を落とします。

真っすぐに綺麗に線を入れるため
極薄の突っ切りで切り込んで・・・
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コルクをむしり取ります。
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コルクを整え、
ブラスパイプ径までブランクを削って準備OK
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リールシート口金コルクはこんな風に
接着されます。
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ここでまた問題発生!(その2)

リールシートの口金の径が以前のより太いので、
コルク一個じゃダメだ!

グリップをさらに落とし、
寸法に合わせコルクを足します
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ブラスパイプが8Φでちょっと強度的に心配なので、
上からアルミパイプを被せてリールシート
とコルクを接着します。
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これだけの部品を接着するので、
順番に注意!
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--- 1 ---
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--- 2 ---
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--- 3 ---
口金入りのコルクだけです。
リールシートは接着していません。
センターがずれないように差し込んであるだけです。
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コルク接着後、バイトで粗削り
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ペーパーで仕上げてパテ塗って
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研いでグリップ完成
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さてラッピングです。

で、またここで問題発生!(その3)

製作者がラッピングスレッドを覚えていない!

「赤」といってもけっこうな種類があるんです。
透け具合からナイロンスレッドとはわかったけど・・・

ナイロンの赤系といってもこんなにあるんです!
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しょうがないから「カン」でいきます。
この糸で大丈夫でしょう!
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と、思ったら・・・

ここでまた問題発生!(その4)

全然違うじゃん!もっと赤いじゃん!
ガ~~~ン

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ガイド2つだけなので、エポキシ塗料混合後、
硬化する前に
大慌てでラッピングし直します!


今度は色合わせバッチリ!

※左右ラッピング幅が大きく違うのは、
前製作者の巻いた糸幅に合わせているためです!

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  さらに2度ほど上塗りをして
  乾燥後リールシートを接着



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   ========= 完成=========

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リールシートのウッドスペーサーはオーナーの
好みの木から作りました。
リールシート下部のEXバットをねじ込むところも
ネジ切りしました。
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EXバットをつけるとこんな風になります。
やっぱカッコいいですよね!
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さあ、ガッチリ作ったからもう大丈夫。
ガンガン使ってください。

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と、思ったら、すでにガンガン使ってました!

54cm

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64cm
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容赦ないっすね!